2013.12.31 Tuesday
大晦日に何を書くのか。
昨日裏磐梯へ向かう途中の見頃峠です。
ここを越えると喜多方市街地へすぐなのですが、数年前までは冬期間通行止めにしていたのです。それが通行可能になってうれしいです。しかも除雪もしっかりとやっています。
これで今年の仕事はお終いです。自分自身に「お疲れ様」。
今年最後に何を書くか考えていなかったのですが、やっぱり先だっての靖国参拝について書いておこうと思います。
http://kawasakiakira.at.webry.info/201312/article_4.html
『戦争の責任者の責任をうやむやにし、被害者と責任者をまぜこぜにし、被害者を「英雄」にまつりあげる。過去の戦争を肯定したい人たちや、これから戦争したいと考えている人にとっては都合がいい。戦争がも たらす犠牲を神格化する儀式だ。靖国参拝が「戦争への道」「軍国主義」と批判されるゆえんだ。
戦争の被害者や犠牲者を追悼し、その体験を語り継ぐ取り組みは、戦争を遂行した側の論理に沿ってではなく、被害者たちの人間としての体験に即して営まれていかなければならない。そして、惨劇を生み出した責任と構造を暴き、批判し、二度とくり返さないための教訓と行動を引き出すものであるべきだ。
靖国参拝は「戦争で命を落とした人にお参りし、平和を祈る当然の行為」だと考えているかもしれない人向けに書きました。』
戦争の犠牲者をお参りするのは当然のことですが、それがこの靖国参拝に結びつけるのはとても難しいのです。靖国神社は戦没者追悼の施設のように思われているが決してそうではないのです。そして「戦争を無くし平和を祈る」というあなたの気持ちとは真逆の考えで成り立っていることを見過ごしてはならないのです。
侵略戦争をしたこの国の軍国主義を復活させないためにはどうすれば良いのか考えなければならないでしょう。