昨日、「いのちを守れ! やめっせ原発!! in 会津」が行われました。これはいろんな組織の壁を乗り越え「NO原発」を叫ぶ市民としての集会です。
ただ残念なことに私のような60overの人たちがほとんどで若い人たちの参加が少なかったことですね。
リレートークでは私も一声あげてきました。
70名ほどですが市内をパレードし「NO原発」を訴えました。
「いのちを守れ! やめっせ原発!! in 会津」アピール文
東日本大震災、福島原発事故から2年が経過しましたが、東京電力福島第一原発は、今も大量の放射能を出し続けています。そればかりか電気設備の不具合や汚染水の漏れなど、収束には程遠い緊張状態が続いています。そのうえ地震が起きるたびに、再び大惨事が起きるのではないかと冷や冷やしながら生きています。また、被曝し故郷を追われた16万人の人々は、仕事も生活も破壊されたままです。
そんな福島に住む私たちは皆「もう原発をやめるべきだ」と心に固く決めています。自分たちのような苦難を、全国の原発立地地域の人々に味わってほしくないと、原発廃止を求めています。
にもかかわらず政府は形ばかりの除染を実施し、年間20ミリシーベルト以下の被曝は安全とばかりに、避難している周辺住民を無理やり帰還させようとしています。住民の、故郷に帰りたいという思いを利用して、事故が収束したかのように見せ掛けているのです。そのため全国的には、原発災害の報道も少なくなり、風化させられようとしています。そうして政府は電力会社と一体になり、安全が確認された原発は稼働させると云っています。
この地震国日本に、安全な原発などないことは、福島原発事故で思い知ったではないですか。それにもかかわらず、原発の新設までもしようとしています。更に怒りを感じることは、放射能汚染の輸出ともいえる、原発の輸出さえ推進しようとしています。
私たちはこうした政府の動きに強く抗議し、県内10基そして国内全ての原発の即時廃止を求めます。子どもも大人も誰もが安全に生活できる社会を作るために、今日ここに集まった一人ひとりが、この強い思いを家族や友人と共有し、全国の同じ思いを持った人々と原発のない社会を実現しましょう。
リレートークでのCHAの発言。
メリーランド編集長の鹿目です。私たち大人は、今まで原発をゆるしてきたことを、何の罪もない子どもたちに謝罪しなければならないでしょう。そして、子どもたちの生命を守ることを一番にしなければなりません。ふるさとはとても大事です。でも、もしふるさとが奪われたとしても、子どもたちがいれば新しいふるさとを作り直せるからです。新しいふるさと、新しいふくしまを作るためにも、子どもたちを放射能から守らなければならないのです。メリーランドはこのことを忘れずにミニコミ誌としての使命と考えてこれからも頑張っていこうと思います。