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「TVドラマ・白虎隊」に一言。

 何度かTVドラマになっている会津の白虎隊ですが、もういい加減話題にするのはやめにして欲しいと思います。会津では禁句なのでしょうが、私は白虎隊が美化されるのが嫌いです。
 全国的に美化され伝えられ始めたのが日清・日露戦争の頃。時は「富国強兵」の真っ只中。兵隊の精神の支えとして白虎隊の散り際の良さが売り物にされました。そして、太平洋戦争時代、「忠君愛国」の精神にも合致するというのでまたもや全国的に流布されました。それで日本人のほとんどがこの話を知るようになったのです。
 当時、支配階級にいた侍の子どもたちは「日新館」に通って「ならぬことはならぬ」などと教わっていました。けれど、同じ年頃の百姓の子どもたちは空腹のまま田んぼに出て自分たちが口にできない米を育てていたのです。なにが「ならぬことはならぬ」なんでしょうか。当時の支配階級がぬくぬくと白い米を口にしていることのほうがよっぽど「ならぬこと」です。
 現代の若者が自分のことを「侍」と思っている人も多いでしょう。でも、実際の侍=武士階級がやってきたことを考えればそうは言ってられないでしょう。それは、当時の人口比率5%ぐらいの侍が威張り散らして、残りの95%の農工商の民はどんな暮らしをしていたのかを考えればわかることです。さらに、現在の会津でそれを言うなら、このことだけはしっかりと覚えていて下さい。鶴ヶ城が落城した時、城下に集まり万歳を連呼した人々が大勢いたという歴史的事実があるのです。これは今まで苛められ堪え忍んできた農工商の民の雄叫びです。
 その後、会津藩士は猪苗代町の開拓地か青森県斗南藩に移住しろと決断を迫られますが、猪苗代町では付近の農民に仕返しされるのが怖いなどの理由から遠方の土地へと旅立ちました。藩士のいない会津を再興してきたのは農工商の民です。その子孫があなたなのです。あなたの祖先は、田んぼを這いつくばっていた農民かも知れません。落城の際に万歳を連呼した人々かも知れないのです。
 「白虎隊」のことを悪く言うつもりは全然ありません。時代の波に翻弄され美化され続けてきたことのほうが可哀相です。安っぽいTVドラマで思い出されるようなものではいけないのです。 文責・CHA
| - | 10:48 | comments(0) | - |
12月号発進。

メリラン12月号は、美味しいもの特集ですよ。そのほか、いろんな話題がどっちゃりとありますのでいつものところでゲットしてお楽しみ下さい。
今回から末日と1日の配達になりますので、明日にならないと店頭に並ばないところも出てくるかと思います。一応は、明日=1日の発行ということでよろしくお願いします。
でも、気の早い人は今日配達されていないと怒りの電話が来るだろうなぁ。
ごめん。許してね〜。
| オヤジの日記 | 09:48 | comments(0) | - |
グリーン作戦失敗。

ジャガイモの芽を育てるグリーン作戦は葉っぱまではよかったのですが、この寒さでおじゃんになってしまいました。またもや緑のものが全然ない殺風景な編集部になりました。来年は暖かくなったらなにか入れる予定です。
コンピュータの上も掃除して埃をとってあげました。QPちゃんも水浸しから解放されてホッとしていることでしょう。まずはこのまま年が明けそうです。
| オヤジの日記 | 11:16 | comments(0) | - |
CHAの特技。

昔から夢の中で問題を解決するのが得意です。例えば、ある人の名前が浮かばないまま寝て夢の中でその人の名前を教えてもらったり、なかなか困難な問題にぶつかった時も解決のためのヒントを与えてもらったりしています。その昔、数学の問題を解いたこともありました。朝起きてからあわててノートにむかって書いたこともあります。逆に解いた気になって朝起きて忘れていることもありました。今度はちゃんとメモっておこうと起き出してメモしたのはいいけれど、朝起きたらメモも夢の中なんてことも。
最近はあまり夢を見なくなってこれがないので寂しいです。
でも昨夜夢を見ました。問題の解決にはいたらなかったけれど、大きなヒントを残してくれました。それは、今の仕事の方向性があっているから迷わずに進めという大きな助言です。よかったわ〜。迷わず進みます。
| オヤジの日記 | 08:55 | comments(0) | - |
Who's マイケル。

写真右から甥の恭史、マイケルとパートナーのともみさんです。
甥は先日の古民家を見て山都町に移住する計画をかなり本気で考えています。春からの移住を見ながらメリーランド編集部の移住を検討することにしました。その前に地元に移り住んでいる人の話を聞こうと食工房さんで知り合いになったマイケルのお宅を訪問してきました。
マイケルたちは、山都町の一の木地区に移住してきて3年。半自給自足の生活を楽しんでいます。半というのは、実際に自分たちで畑もやっていますが、作っていない作物は周りの人からもらえるんだそうでそれでかなりやっていけるということです。
「いいでのゆ」へ行ったことがある人はかなり山奥だと思ったでしょう。そのちょっと手前に彼らの家があるのです。借りている畑も車で3分ぐらいだけど遠い山の上だし、近くにスーパーはないし、ましてコンビニもありません。でも、彼らの暮らしは豊かです。いろんな本を読み、地元で採れる山菜などの保存術はすべて身につけています。マイケルの博学にはいつも驚かされます。こんなゆったりとした田舎暮らしは都会では味わえないでしょう。どうしてこれが地元の若い人にはわからないのでしょうね。歳を重ねればわかってくるのかなぁ。
| オヤジの日記 | 08:59 | comments(0) | - |
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