ミシェル・ペイヴァー著「クロニコル千古の闇」という紀元前4000年の森を舞台にした異色ファンタジーを読んでいます。先月に「オオカミ族の少年」を読み、今は第二巻の「生霊わたり」に夢中になっていて、次の第三作も図書室にあったのでそれで終わりかなと思いゆっくりと読むようにしています。
なんと言っても主人公の〈背高尻尾なし〉とウルフと名付けられたオオカミがいいですね。
阿呆オヤジでさえDNAに刻まれた野生がざわざわします。
そのおかげでしょうか。庭を見ていたら風が見えるようになっているのを発見しました。
いえいえたいしたことではないんですよ。風で葉っぱが揺れるのを見ただけですからね。でも注意して見ていると、草むらの中に風の通り道があるようで一部分だけ葉っぱが揺れているのです。そうです。そこが風の通り道なんでしょうね。おもわずにんまりとしてしまいました。
風のある日は嫌いだったのですが、少しは風が吹いているのもいいなぁと思えてきました。
雲を見るのが好きになってからは雲一つ無い晴天は物足りなくなってしまいました。
水の無い川が好きな人はいないでしょうから自然というものは自然のままであるのが一番良いのでしょう。でも人間がこれだけいじってしまったらどれが自然のままかわからなくなってしまいました。いろいろいけないことをする〈背高尻尾なし〉の末裔はこの地球をどうしたいのでしょうか。
放射能のせいで故郷に戻れない人たちがいます。避難してもこれから先が見えない状況の中立ち尽くしています。自分の将来に不安を抱く子どもたちがいます。
明日への指針が望まれます。
そんな風が見えたオヤジはAKIRAのポスターを完成させました。
クライアントも納得の作品です。
